2012年12月18日

【ArtFM 北海道立函館美術館「棟方志功展」(北海道函館市)】

北海道の北海道立函館美術館へ行った。

タワーが目印、五稜郭すぐそばの当館、
CADから飛び出た様な外観を持つ。

企画展は見慣れたはずの棟方志功展ながら、
初見の作品の圧力に驚く。

特に幅13m「大世界の柵」のうち、
人の世を撹拌する「坤(こん) 人類から神々へ」は、
大きな洗濯機を覗き込む様な場面の躍動を感じた。

/スグル
 (館の建屋です。
3D CADからそのまま飛び出たような
面白い外観をしています。)


(右に見えるは
五稜郭タワーです。
徒歩すぐにあります。
このタワーを目指せば当館に着く
といった感じです。)


(館の前に立つ、
ブールデル「自由」です。
「自由」は「力」「雄弁」「勝利」を加えた
4体セットの彫刻のうちの1体で、
日本各地の美術館にあります。
高さはこれほど大きくはなく、
腰の高さくらいまでのものが大半です。
ちなみに私の訪問履歴上(約300館)で
4体全てが揃っているのは
鹿児島の長島美術館だけです。
ではなぜここであえて触れかのか。
それは、北海道各地(函館・札幌・帯広・旭川)の
道立美術館(三岸好太郎美術館を除く)において
大型の4体が分かれて展示されている為です。
当館訪問のしばらくあとに
帯広美術館に訪問した際、
あれ?もしかして・・と思い
職員さんに伺ったところ、
その通りとのことでした。
全て拝見したいものです。
ただ、北海道とひとくくりに言っても
相当広い場所なので、
全制覇は大変ですけどね。
ちなみに、2012年12月現在、
北海道での訪問済美術館等施設のユニーク数は
20館をちょっと切るくらいで、
うち道立美術館については、
旭川美術館以外は訪問しています。)

(館内です。)

(館内の常設展示室です。
この部屋では書と焼物が展示されています。)

(北大路魯山人「緑釉鉢」です。
英語での表記もあったのですが・・
「 Bowl 」。
これでええの??)

(河井寛次郎「鉄釉花文扁壷
(てつゆうかもんへんこ)」です。)


(前田政雄「蔵王山湖」です。)

(館内のカフェ。緑が気持ちいいです。
あ、いつの間にか天気が良くなってる・・)

(参考写真、
棟方志功「大世界の柵」です。
棟方志功の作品には
そもそも躍動美がありますが、
この大きさとなると、
躍動を超え、撹拌を感じます。
※当画像はネットより拝借)

(五稜郭タワーです。
せっかくなので、
登ってみることにしました。)


(大きさと造形に圧倒されます。
ちなみに、この城、
堀の深さが極端に深ければ別ですが、
守りに本当に強いんですかね??
星の先っぽ、外からは
挟まれる場所に位置しますし、
石垣もないので、
守るに厳しいように思えるのですが・・)

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