【ArtFM 三菱一号館美術館「ルドンとその周辺 夢見る世紀末」（東京 丸の内）】

雨・風・雪、いざ美術館。
東京丸の内、三菱一号館美術館へ行った。

展覧会は「ルドンとその周辺」。
人影疎らなこの環境、
暗い絵画が身に沁みる。

愛を得られず生まれた黒に、
愛と共に得た色彩。
毎度ながら涙なしに見る事ができない。

グラン・ブーケの溢れる花が、
笑顔の溢れる異形の命に思えてならなかった。

/アートツアラースグル

（シーンモードとかは使わずに、

雰囲気が伝わるよう撮れないかと

試行錯誤の上に、この写真を撮りました。） 

（雪やら雨やら降る降る。）

（館全体です。少しでもレンズを上に向けると濡れる状態で、

まともに撮る事は出来ませんでした。）

（参考までにこの写真。当日は大雪の日で、

自宅近くの桜並木はこの通り、

満開の如き状態でした。）

（館内です。） 

（オディロン・ルドン「幻視」です。

結婚するまでのルドンの作品には、

こんな感じの異形の黒が溢れています。

※当画像はネットより拝借）

（今回の展覧会の目玉作品、「グラン・ブーケ」です。

三菱一号館美術館の新収蔵品で、

高さはなんと、2.5m近くもあります。

普段はこの作品の前に人が溢れていたそうなのですが、

私がお邪魔したのは大雪の日、独り占めしていました。
※当画像はネットより拝借
余談ですが、先日お邪魔した「ひろしま美術館」の収蔵品
「青い花瓶の花」は大きさこそ普通ながら、
とんでもなく感動する作品でした。
※【ArtFM　ひろしま美術館】へのリンク）