2012年6月24日

【ArtFM 新潟県立近代美術館「コレクション展 第1期」「亀倉雄策賞の作家たち」(新潟県長岡市)】

新潟県長岡市の新潟県立近代美術館へ行った。

館前に居座るボテロの彫刻母子。
その肝っ玉ぶりと館内の逆さピラミッドが目を引く。

展覧会はコレクション展。
モネ、コロー、劉生等、
収蔵品6600から名品が選ばれている。

特にコルヴィッツの彫刻「母と二人の子」は
強烈な親の愛と子を失う悲しみの塊。
私の心をきつく締め付けた。

/アートツアラースグル
 館に通じる通路の一つです。当館の近辺はホールもある複合施設で、それぞれがこの通路でつながっています。 

 館の正面です。結構強い雨の日で、ヒット・アンド・アウェイ状態でした。

 館の前に居座るフェルナンド・ボテロ「母性」です。彼の風船のように膨らんだ作品は、どこの美術館でも目立ちます。

 館の屋上です。見事な雨です。ヒット・アンド・アウェイ! 

 館の敷地内ではありませんが、近くに広がるお花畑です。すごく手入れが行き届いています。奥に見えるが美術館です。

 館内のエントランスホールの天井です。逆さピラミッドがお出迎えをしてくれます。私のカメラのレンズでは収めきれないサイズです。

 本間琢斎(初代)「羅漢鈕香炉」です。幕末・明治期らしい精巧さがあります。

 ケーテ・コルヴィッツ「母と二人の子」です。今回の出展作で最も心を動かされました。彼女に双子の孫ができた際に作られた作品とのことですが、すでにこの時、子供の一人を戦争で失っています。子供や孫への愛や悲しみが詰まっていますよね。

 「近代」と付く美術館ではお馴染みのフォンタナです。あまりのシンプルさにはじめはただ驚いたのですが、高松市美術館で徳田八十吉の作品を拝見してからは、フォンタナからも感じることが多くなりました。

 亀倉雄策「EXPO'70 試作」です。訪問日の特別展は「亀倉雄策賞の作家たち」で、その関連として当作品が常設展に展示されていました。

 竹田康宏「Under the leaves」です。植物が動いています。私より背の高い作品で、少々怖さまで感じます。大きなサソリに見える為かもしれません。

 竹田康宏「Under the leaves 98 AU」です。

〒940-2083
・新潟県長岡市千秋3丁目278-14 【map】
・TEL:0258-28-4111/FAX:0258-28-4115
【開館時間】
・午前9時~午後5時(券売は閉館の30分前まで)
【休館日(2013年度)】
・毎週月曜日(月曜が祝日の場合は開館、翌日休館)
・館内設備点検期間(2013年5月9日~6月7日)
・年末・年始(2013年12月29日~2014年1月1日)
・展示替期間
【観覧料】
・420円(一般)
・200円(大学生)
【クーポン】
・バス:長岡駅大手口8番線より「中央循環バス内回り」→
 「県立近代美術館前」下車(乗車時間約15分)
※バスは内回りと外回りがあり、所要時間が違います。長岡駅内に観光案内所があるので、問い合わせて乗って下さい。美術館からの帰りのバスについては問い合わせが重要です。乗り場が大きく離れています。美術館の受付にバス乗り場の案内図がありますが、わかりにくい図ですので、受付の方に直に聞いてみて下さい。

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